ふざけているわけじゃないんです。
「食う・寝る・遊ぶ」は「妊活」にとっても大切な生活の基本になるものなんです。
この記事の目次
妊活ライフ楽しんでいますか?
●妊活のあれこれをネット検索している
●妊活雑誌を読みあさっている
●妊活ヨガなど妊娠にいいと言われていることは、すべて実践している
妊活を意識しすぎて知らず知らずのうちに、こんなストレスばかりの生活を送っていませんか?
まず妊娠とは、女性の卵子と男性の精子が結びつくことからはじまります。
1回の排卵で可能な妊娠の確率は20~25%というデータがあります。この割合からみると、子供を望む男女の間で、1年以内に90%の割合で妊娠することが可能です。もともと人の受精率は低く、避妊を止めて1~2ヶ月では妊娠しにくいのです。現代社会では晩婚化が進み、妊娠しづらくなっている女性が増えたり、男性の精子の数が減少したり動きが活発でなかったりと、妊娠できないことに悩む男女は多くいます。男性の精子の質の向上におすすめの栄養素はこちらでご紹介しています。
妊活は1年を目安に考え、焦らずじっくり取り組んでいくことが必要です。妊活という言葉が生まれたのもそういった背景からですが、逆に妊娠を意識しすぎることがストレスとなって妊娠しづらくなることもあるようです。妊娠への義務感を感じて生活をするより、生活の基本を楽しんだほうが素敵な人生になりますよ!妊活中は赤ちゃんを迎えるための大切な時間。気持ちを前向きに有意義な時間としてすごしてみませんか?
幸せホルモンが増える「食う・寝る・遊ぶ」
幸せホルモンって?
セロトニンは別名「幸せホルモン」といわれています。おいしいものを食べている時や、寝ている時、心から嬉しさや楽しさを感じている時にでてくる物質です。心のバランスを保つ脳内物質のひとつで、細胞の数は少ないものの、脳全体に存在しているのでからだに影響を与えるチカラが大きいのが特徴です。
幸せホルモン「セロトニン」の増やしかた
アミノ酸のひとつであるトリプトファンは、幸せホルモン「セロトニン」や睡眠ホルモンといわれる「メラトニン」の原料となっています。このトリプトファンが不足すると、幸せホルモン「セロトニン」や睡眠ホルモン「メラトニン」も不足して、気分が落ち込んだり、うつ病や不眠症などの原因となっています。ダイエットや、食品の好き嫌いがある女性はホルモンの影響でトリプトファンが不足しがちです。自分なりのリフレッシュ方法や幸福感を得られることを取り入れてみましょう。
妊娠する確率は色々な影響を受けて変わっていきます。ベストの状態で妊娠するには生活習慣をまず見直しましょう。
では、どのように生活習慣を変えればいいのか?その答えは簡単です。
「食う・寝る・遊ぶ」を大事にすればいいのです。
それは今の自分を見つめて、心にも意識も向けてあげることにもなりますよ!
妊活のキーワードは「食う・寝る・遊ぶ」です!
食う
食べているものが体に良いかどうかはお通じでわかります。便秘でも下痢でもダメ、量が少ないのもダメ、理想的なのは量が多くて形もしっかりしたお通じが出ている時。そういう状態になる食べ方が理想的ですね。もうひとつ大切なのは、脳内でつくられる幸せホルモン「セロトニン」が増える食べ方をすること。心の底から「おいしい」と思う食生活をしていることが大事なのです。
●妊娠にいいと言われている食品をおもに食べている。
●妊娠によくないと言われているものは一切口にしていない。
●身体にいいと言われたものはかたっぱしから試している。
●苦手なものも苦痛を感じながら食べている。
●食事が義務になっている。
そんな食生活していませんか?同じものを食べていても「妊娠するために食べなきゃいけない」という感覚で食事をしていると、ストレスと感じてしまい神経毒素がからだに発生して、自分自身を傷つける結果になってしまいます。大切なのは「食べる」という行為ではなく、食事を楽しむということ。面白いと思うこと。要するに「食い道楽」と考えればいいわけです。その延長線上に「体にいいもの」をちょっとずつ、自分が楽しめるように取り込んでみてはいかがでしょうか?
寝る
疲れたからといって寝るのではなく、成長ホルモンを分泌させる睡眠がポイント。スッと眠れて途中で目が覚めず、朝起きたときに「スッキリした」とか「今日も頑張ろう」とか思える眠りがいい睡眠なんです。不妊治療で苦しんでいる人は、ストレスで抑うつ状態になりがち。
抑うつの初期症状は睡眠に一番あらわれると言われています。なので、眠りが浅かったり、なかなか寝つけなかったり、朝起きても疲れがとれていないなどと感じていたら、症状があると思っていいでしょう。幸せホルモン「セロトニン」の減少からなるうつ病と違い、「抑うつ状態」とは自分の抱えるストレスが原因で起こります。「自分」の生き方を否定するのではなく、その気持ちを打ち消して理解していく生活に変化できるといいですね。ストレスを忘れて深く心地よい眠りを楽しみましょう。
イライラする精神的ストレスにおすすめのハーブはこちらでご紹介しています。
遊ぶ
最後の「遊ぶ」は、我を忘れて遊ぶ、時間を忘れるということがすごく重要です。大人になるとそんな遊び方ができなくなるものです。原因のひとつは自分よりも「仕事」や「家事」を優先するという現代社会の問題。でも「忙しい」ことを理由に自分を感じる時間がなくなると、文字とおり「心」を「亡」くしている状態になり、本来の生殖機能が落ちてしまいます。つまりは妊娠力が削がれるということが、医学的にもわかってきているのです。我を忘れるまで遊ぶということは、ありのままの自分を楽しむこと。心の底から楽しむという行為が、女子力を高めるカギとなるんですよ!
自分で自分の道を切り開いていくこと
妊活がうまくいかずに、ストレスをためこんでいませんか?
私たちの細胞は、環境の変化や外からの刺激で生まれ変わるという事実が解明されつつあります。
生活の基本を見直して元気な細胞をつくるのも、ストレス細胞をつくるのもあなたの生活次第!
あなたの生活習慣を少し変えるだけで、ぐっと妊娠する確率が高くなるんです。
自分を大切にする生き方をして素敵な妊活ライフをお過ごしください。