漢方ではからだを支えている3本柱「気血水」があり、このバランスが乱れると病気や不調の原因になると考えられています。
あなたの体質が「気血水」のどれかわかる7項目の質問です。
一番チェックがついたものが、あなたの体質になります。
病気の予防や体調不良の時に役に立つので、ぜひ試してみてくださいね!
この記事の目次
元気が不足している「気虚(ききょ)」タイプ
☑かったるい
☑疲れやすい
☑ストレス等で食事がのどを通らない
☑運動不足
☑何もしていないのに汗をかきやすい
☑息切れがする
☑風邪をひきやすい
☑胃腸が弱くて胃下垂気味
☑ため息をよくつく
☑手足の冷え
あなたの体質は「気」の不調です。
「気」の不足で働きが低下して、活力が落ちてしまうので、エネルギーが足りず疲れやすいタイプです。
ストレスを溜めやすい「気滞(きたい)」タイプ~
☑ストレスを溜めやすい
☑イライラして気分が落ち込む
☑不安で眠れなくなる
☑気分にムラがある
☑生理不順
☑胃もたれしやすい
☑げっぷ、おならがよくでる
☑抑うつ感
☑意欲が出ない
☑頭重感、頭がボーッとした感じ
あなたの体質は「気」の不調です。
「気」がスムーズに流れない状態なので、「水」や「血」のめぐりが悪く、新陳代謝や自律神経に悪影響がでるタイプです。
ストレスが一番「気」の巡りを妨げる原因となります。
気が逆流して上昇する「気逆(きぎゃく)タイプ」
☑めまいがある
☑のぼせ感や顔面紅潮がある
☑物事によく驚く
☑不安感
☑頭痛や肩こりがひどい
☑目の充血がある
☑腹痛や嘔吐
☑焦燥感にかられやすい
☑こみあげる咳
☑発汗
あなたの体質は「気」の不調です。
「気」の流れが逆流し、下降するはずの「気」が上に逆流するタイプです。
血の量が不足している「血虚(けっきょ)タイプ」
☑髪が乾燥していて枝毛や抜け毛が多い
☑あかぎれや小じわなど肌の乾燥が気になる
☑視力の低下や目の疲れ
☑爪が折れやすかったり、変形している
☑生理が28日周期よりも遅れ気味で経血量が少ない
☑貧血気味で疲れやすい
☑動悸、めまい、ふらつき
☑手足のしびれ
☑こむらがえり
☑集中力がない
あなたの体質は「血」の不調です。
体内の血液が足りず栄養不足になって、貧血や冷え性になるタイプです。
血のめぐりが悪い「瘀血(おけつ)タイプ」
☑顔色が悪かったりくすんでいる
☑唇が紫色
☑手足が冷えている
☑日焼けしても元に戻りにくい
☑シミやアザができやすい
☑頭痛、肩こり、腰痛(同じところが痛む)
☑月経の色が黒ずんでいる、塊がある
☑クマができやすい
☑サメ肌
☑お腹や足の静脈が浮き出ている
あなたの体質は「血」の不調です。
「血」のめぐりが悪くて、血液ドロドロタイプです。
部分的に水が溜まって滞る「水滞(すいたい)タイプ」
☑むくみやすい
☑水分を摂るわりには、トイレの回数が少ない
☑お腹を触ると冷たく、お腹がちゃぷちゃぷしている
☑軟便で下痢しやすい
☑寒がり
☑頻尿
☑顔色がよくない
☑運動が苦手
☑温かい飲み物が好き
☑夕方には靴下のゴム跡がくっきり残る
あなたの体質は「水」の不調です。
水のめぐりが悪くて、水分が溜まるむくみタイプです。
たまった水分で体が冷えるので、またむくむといった、冷えとむくみのスパイラル状態です。
ほてりやすい「津虚(しんきょ)タイプ」
☑汗っかき
☑暑がり
☑のぼせやすい
☑手足のほてり
☑顔がカサカサ
☑便秘気味でコロコロ便
☑目や口の渇き
☑冷たい飲み物が好き
☑夕方に微熱が出る
☑手足の皮膚がカサカサ
あなたの体質は「水」の不調です。
水分が足りなくて、熱が体の中でこもっているタイプです。
あなたは「気血水」のどのタイプでしたか?
ストレスや多忙に追われている現代女性は「複数の項目に当てはまる」という人も少なくありません。
「気・血・水」による体質チェックは、今のあなたを知るための道しるべになります。
次回の 漢方キーワード「気 血 水」でからだの不調を整えましょう!では、「気血水」の改善ポイントとおすすめの食品、効果的な漢方薬をご紹介したいと思います。
体質チェックを通して、不調やトラブルを少しでも軽減できることを期待しています。