冷えを予防するには、服装に気をつけることも大事ですが、からだの内側を温めることはもっと大事です。
冷え性を放置しておくと、全身の「血」のめぐりが悪くなります。
特に下半身が冷えると、子宮や卵巣の血流が悪くなって不妊の原因になると言われています。そのまま下半身の冷え性を放置すると、生理が遅れたり、ひどいときには無排卵や無経血、子宮筋腫や子宮内膜症になる恐れもあるので、早めの対策が必要です。
現代の生活は「冷え」の原因だらけと言えます。
おばあちゃんの若い頃と今の時代と比べてみましょう。
クーラーの普及、運動不足、ストレス、人間関係。
どれも冷えの原因ばかり。
まずは、普段の生活の中から冷えを撃退し、血流のよいからだづくりをしましょう。入浴も大切な冷えとりになります。
手始めとして、漢方でも体を温める生薬として利用されているショウガの簡単レシピをいくつかご紹介しますので、温活ライフに活用してみて下さい!
冷え性対策におすすめの漢方はこちら
料理にひと工夫! 食事でからだを温めるしょうがレシピ
血めぐりアップで冷え解消の食材:ショウガ
体を内側から温める食べ物としておすすめなのがショウガ。
漢方薬の生薬として使われているほど温める力が強く、冷えの改善に効果的です。
飲み物や料理にもアレンジしやすいというメリットがあります。
でも、調理の仕方には要注意!
生のショウガにはジンゲロールという成分が含まれ、体を冷やす作用があります。このジンゲロールは、加熱することでショウガオールという体を温める成分に変化するので、ぜひスープや炒め物などで熱を加えましょう!
すりおろしたり、刻んだりして色々な料理にひと手間加えれば、風味もアップしてからだもポカポカになりますよ!
(簡単ショウガ入りはちみつレモン)
マグカップにはちみつ大さじ1強、レモン大さじ1、すったショウガ小さじ1、適量の水を入れてレンジでチンするだけ!
よーく混ぜて召し上がれ!
(保存可能なショウガはちみつレモン)
材料:レモン2個 しょうが1片~(お好みで) はちみつ(すべてが覆う程度)
保存容器にはちみつ→輪切りにしたレモン→スライスしたショウガ→はちみつ→レモン→ショウガの順で重ねていく。
1日1回混ぜたり逆さにする。
2~3日で完成!
お酒で割ったり、炭酸で割ったり、料理やお菓子のアクセントにもおすすめです。
(玉ねぎとショウガのスープ)
スライス玉ねぎと千切りにしたショウガをオリーブオイルで炒める
玉ねぎが茶色くしんなりしたら、水とコンソメを投入
沸騰したら弱火でコトコト10分煮込む
仕上げにしょうゆを少々入れて溶き卵を回しいれて完成!
《ワンポイント》
ショウガの皮には余分な水分を体外に出す効果があります。
むくみがあるときは、皮ごと使うのがおすすめです。
ただ、皮には体を冷やす作用もあるので、むくみがない時は皮をむいて食べましょう。
温活美人への道のり
温活をはじめたからといって、すぐに効果がでるものではありません。
日々からだを温めることが大切です。
気軽に始められて、無理なく続けられる自分だけの温活生活を探してみてください。
毎日の習慣でからだを温めて、心も元気にしましょう!